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歴史好きで、各地の史跡を訪ねる紀行ブログ

歴史紀行 1 神武天皇 像

歴史紀行 1 神武天皇




神武天皇
静岡県焼津市焼津2丁目 焼津神社



古事記や日本書記によると、我が国 日本は、神世七代の最後に生まれたイザナギイザナミの二柱の神により生み出され、さらに生まれた三貴神の一柱、天照大神(あまてらすおおみかみ)により三種の神器を賜り、孫の瓊々杵命(ににぎのみこと)が地上の日向国、高千穂の峰に降り立ちました。

その瓊々杵の曾孫が神武天皇【かむやまといわれひこ】で、【かむやまといわれひこ】は、日本という国を治めるには外れに位置し過ぎていることから東の地を目指す旅に出ました。

【かむやまといわれひこ】は、豊後、筑紫、阿岐、吉備と戦いの旅で15年余りをかけ、さらに浪速の津でも抵抗をうけ、紀伊半島を南下して熊野の山中を抜け、大和の国にたどり着きます。

やがて大和の豪族らを退けた【かむやまといわれひこ】は、現在の奈良県南部の橿原市の畝傍(うねび)の橿原宮で即位し、神武天皇となりました。

神武天皇は即位した地を

日本の国(大和)の都に定めました。

神武天皇から始まる初代天皇から九代の開化天皇まては、欠史九代と呼ばれ、存在自体が疑問視されてますが、初代より現在の今上天皇まで125代の天皇家の祖として語り継がれています。f:id:aoikitakaze:20180825013658j:plain