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歴史紀行 10 ① 世界遺産 法隆寺 西院 五重塔

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世界遺産 法隆寺 西院 五重塔



奈良県生駒郡 斑鳩町法隆寺 山内

聖徳太子ゆかりの御寺 法隆寺は、生駒山地の山裾に広がる斑鳩の里に西暦607年 推古天皇15年に建立されたと伝わり、また、1993年 平成5年に貴重な世界最古の木造建築物として日本で最初の世界文化遺産に登録されました。

飛鳥時代のはじめ
女帝 推古天皇の摂政だった太子は、西暦586年
用明天皇元年、 父 用明天皇が寺の建立と仏像の安置を望みながらも実現出来ぬまま病気により崩御されたことで、推古天皇と御意願を継ぐ意味も込めて太子の御住まいである斑鳩御所周辺の現在の地に建立しました。

法隆寺は大きく西院、東院とに分けられ、それぞれにシンボルとなる重要な伽藍があります。

遠くからも落ち着いた佇まいの望まれる西院の五重塔は、釈尊の遺骨を奉るもっとも重要な建物とされ、塔の高さが32.5メートルの我が国最古の五重塔です。