歴史紀行 10 ⑨ 世界遺産 法隆寺 東院 礼堂、絵殿 舎利殿
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東院 礼堂(らいどう)
もともとは、東院の中門にあたり、堀立柱の門でしたが、夢殿が鎌倉時代に再建された際に夢殿を礼拝するための堂宇として建立され、礼堂の名が起こりました。
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東院 絵殿(左奥)舎利殿(右手前)
絵殿
絵殿には、名前のごとく、聖徳太子の一代記を描いた障子絵が納められていることから、この名が起こりました。
古くは掘立柱の建物で、聖徳太子の遺愛の品を収めた宝蔵でした。
鎌倉時代に再建された舎利殿と棟続きなことから、この時代の建築とされています。
舎利殿
舎利殿は、かつて太子が2歳児の春に合掌した掌中から出現したという舎利を安置する建物て、1219年建保4年に造立されました。
聖徳太子の死後、この舎利に対する信仰が栄えました。