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北海道 開道150年紀行 4 札幌 時計台


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札幌 時計台

 

 

札幌市中央区北1条西2丁目

人口190万都市の道都 札幌市のシンボル、札幌時計台は、1878年 明治11年札幌農学校(現 北海道大学)の演武場として建設されました。

これは、兵学科を新設した農学校で兵式訓練や体育の授業を行うための施設で、2代教頭のウィリアム、ホイラーの構想に基づくものでした。

建物内部は、室内空間を広く取り入れたアメリカで当時流行したバルーンフレームと呼ばれる木造建築様式で、北海道開拓使時代の貴重な建築物として現在に伝わります。

時計台と呼ばれる様になった由来は、農学校演武場完成から10年後に時計塔が設置され、現在まで時を刻んでいます。

演武場の木額は、明治維新の元勲 岩倉具視の筆入れによるものです。