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日本歴史紀行

歴史好きで、各地の史跡を訪ねる紀行ブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

静岡紀行 8 静岡ホビースクウェア ~静岡市駿河区~

静岡ホビースクウェア静岡市駿河区南町サウスポット静岡 ~模型の世界首都 静岡から最新ホビーの情報発信。~静岡ホビースクウェアは、全国のホビー市場のおよそ3/4を占める静岡に、2010年7月から8ヶ月間にわたり、静岡の地場産業とも言える模型のさらなる…

歴史紀行 12 中宮寺

中宮寺奈良県生駒郡斑鳩町 法隆寺北 中宮寺は、法隆寺東院のさらに東の斑鳩宮の隣接地に聖徳太子が母、穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后のために創建した寺です。 僧寺である法隆寺、中宮寺は尼寺として創建され、塔と金堂が建立されたといいます。 微…

偉人の言葉 4 西郷隆盛

西郷隆盛 ~晋どん、もうここらでよか。~ 西南戦争で敗走の末に行き着いたのは、故郷の薩摩。 やがて新政府軍の総攻撃が始まると、西郷らは城山に籠り、最後は流れ弾を股と腹部に受け、幼馴染みの別府晋介にそう言い残すと介錯を望む。 西郷を介錯し、首を…

偉人の言葉 3 坂本龍馬

坂本龍馬 ~君がため 捨つる命は 惜しまねど 心にかかる 国の行く末~ 坂本龍馬が大政奉還後、越前の松平春嶽を訪ねた際に、藩士 由利公正との酒宴の席でうたった歌。 由利公正~龍馬が二度に渡り、遠路遥々 越前に赴いたのは、賢候の誉れ高い藩主 松平春嶽…

歴史紀行 11 ③ 橘 寺 聖徳太子愛馬 黒駒 像 二面石

歴史紀行 11 ③ 橘 寺 聖徳太子 愛馬 黒駒 像、二面石 聖徳太子 愛馬 黒駒 像 聖徳太子の愛馬、黒駒は、598年 推古6年 太子が全国に向けて馬を献上するように命じた際に、太子が甲斐国(現在の山梨県)から献上された脚の白い黒毛の馬をたいそう気に入りまし…

偉人の言葉 2 織田信長

織田信長 ~たとえ一銭でも、盗む者は死罪とする~ 足利義昭を奉じて上洛した信長。京の治安を回復するため、自身の軍勢にも厳しい掟を課し、京の民衆は、信長の一銭斬りと噂した。

北海道地名由来史 7 余市町

余市町カントリーサイン 余市町 ~よいち ちょう~ 道央地域の後志(しりべし)支庁管内の余市町は、観光都市 小樽市の西隣に位置しています。 余市町は時代によって様々な特色を見せた町で、古くは縄文時代のものとされるストーンサークル~環状列石や、洞…

偉人の言葉 1 聖徳太子

偉人の言葉 歴史に名を残した偉人たちは、その業績の善し悪しに関わらず、後世に語り継がれるような言葉を残しているものです。 このカテゴリーでは、偉人の残した言葉について書きたいと思います。 まずは、ぼくが最近 継続的に調べている聖徳太子です。 聖…

歴史紀行 11 ② 橘 寺 観音堂

歴史紀行 11 ② 橘 寺 観音堂 奈良県高市郡明日香村 橘 橘寺 観音堂は、度重なる火災、兵火により焼失を重ねた橘寺の本堂として江戸時代後期の1777年安永6年に建立された堂宇で、幕末期に人々の寄付により太子殿が本堂として再建されたため、藤原京時代に建立…

静岡紀行 7 静岡ホビーショー ~静岡市駿河区~

静岡ホビーショー ~静岡市駿河区曲金~ 静岡ホビーショーは、【模型の世界首都、静岡から最新ホビーの情報発信】を歌い文句に、国内模型メーカーの多くが、毎年5月の大型連休明けの翌週に、木曜日~日曜日までの四日間の日程で、前半2日間は企業向けの商…

静岡紀行 6 牧之原大茶園 ~牧之原市、菊川市、島田市~

牧之原大茶園~島田市 菊川市 牧之原市 ~ 大井川西岸を起点に広がる牧之原台地は、島田市、菊川市、牧之原市、そして最南端の御前崎市と、四つの市にまたがる標高100~200メートルの広大な台地です。 江戸時代までは、石が多くて水利の悪い土地のために米作…

北海道地名由来史 6 厚真町 安平町

厚真町カントリーサイン 今回発生した平成30年北海道胆振東部地震の震源地となってしまった厚真町は、古くからアイヌ人の集落があって豪商ら和人もまたアイヌ人と交易した記録が残ります。 江戸時代後期の1799年 寬政11年に道内全域の支配をしていた松前藩か…

北海道地名由来史 5 苫小牧市

苫小牧市カントリーサイン 苫小牧市【とまこまい し】 苫小牧市は先日の北海道胆振東部地震の起きた胆振地方最大の人口約17万の中核都市で、製紙業、港湾の街として知られています。 また、余談になりますが、夏の甲子園、全国高校野球大会で北海道代表校と…

歴史紀行 11 ① 橘 寺 太子殿

日本歴史紀行 11 橘寺 太子殿 橘寺 太子殿 奈良県高市郡明日香村 橘 若き日の聖徳太子の逸話を現代に伝える橘寺は、かつて太子の先々代にあたる欽明天皇の別宮【橘宮】があった場所で、聖徳太子はこの地で生まれました。 寺伝によると、太子が宮跡の地で勝鬘…

静岡紀行 5 日本平 静岡市清水区、駿河区

静岡紀行 5 日本平 ~静岡市駿河区 清水区~ 風光明媚とは、日本平のことを指す言葉だと思います。 日本の景勝地として、全国1位を獲得した日本平は、静岡市駿河区と清水区にまたがる有度山山系の山頂の平坦地のことで、その日本平の名称は、今から1800年の…

北海道地震

今日 未明に北海道胆振地方を震源地とする地震が発生しました。 被害が広がる様相で心配です。

歴史紀行 地域版 5 持統天皇 万葉歌碑 奈良県

持統天皇 万葉歌碑 奈良県橿原市醍醐町 持統天皇万葉歌碑 ~春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣乾したり 天の香久山~ 現釈~~春が過ぎて夏が来たらしい。夏になると、白い衣を干すという、天の香具山に(あのように白い衣が干してあるよ~。 持統天皇~新古今…

北海道地名由来史 4 八雲町

八雲町カントリーサイン 八雲町~ヤクモチョウ 北海道地名由来史というカテゴリーを作ったのも、北海道の市町村のほとんどがアイヌ語をもとにしたと、第1回の札幌市での文面に記載しましたが、その一部で入植した和人が名付けた市町村も存在します。 道南の…

北海道地名由来史 3 石狩市

石狩市カントリーサイン石狩市~イシカリシ 石狩市は道都 札幌市の北西部に位置し、北海道最大の大河、石狩川が流れます。 石狩川の源流は北海道の屋根 大雪山系の石狩岳から発していて、北海道第二の都市、旭川市のある上川盆地、最大の穀倉地帯である空知…

静岡紀行 4 舘山寺温泉 浜松市西区

静岡紀行 4 舘山寺、舘山寺温泉浜松市西区 浜名湖の東岸のつけ根にある舘山寺は、平安時代の僧、弘法大師 空海かこの地を訪れた際に、山の中腹にある岩窟にこもり、昼夜にわたり修行を行ったと伝わります。 空海は修行の地に一寺を建立、舘山寺を創建しまし…

歴史紀行 地域版 4 匠の里 西里 奈良県

歴史紀行 地域版 4 匠の里 西里 ~奈良県~ 匠の里 西里天下人を支えた大工棟梁の集落 奈良県生駒郡斑鳩町西里 法隆寺の西隣りには、築地塀の邸がいまも残ります。 この辺りの集落は西里といい、むかしは法隆寺の宮大工が住んだ集落でした。 飛鳥時代 聖徳太…

北海道地名由来史 2 小樽市

小樽市カントリーサイン 小樽市 小樽市は、北海道が蝦夷地と呼ばれた江戸時代に既に和人が住み始めた地で、現在の小樽港周辺に運上屋と呼ばれる和人とアイヌの交易場があり、賑わいを見せていました。 小樽の語源は、小樽市の最東端を流れる~旧オタルナイ川…

北海道地名由来史 1 札幌市

札幌市カントリーサイン 北海道地名由来史 1 札幌市 北海道は歴史という流れからいうと、人々が暮らす時間は、古くは日本列島の歴史からやや遅く、縄文時代の石器等が出土していたりして、細々としながらも続いて来ましたが、本格的に北海道全域に人々が住…

北海道 開道150年紀行 5 琴似屯田兵屋

琴似屯田兵屋 札幌市西区琴似1条7丁目琴似神社境内 札幌市西区琴似2条5丁目 琴似屯田兵~ 屯田兵は、普段は開墾、耕作などの農作業に従事しつながら、いざ、有事の際に出兵して戦う役割を担った人々のことで、1874年 明治7年、最初の入植地として琴似村…

北海道 開道150年紀行 4 札幌 時計台

札幌 時計台 札幌市中央区北1条西2丁目 人口190万都市の道都 札幌市のシンボル、札幌時計台は、1878年 明治11年に札幌農学校(現 北海道大学)の演武場として建設されました。 これは、兵学科を新設した農学校で兵式訓練や体育の授業を行うための施設で、2…

北海道 開道150年紀行 3 アイヌ イランカラプテ像

アイヌ イランカラプテ像 札幌市中央区 JR札幌駅 北海道の先住民族であるアイヌ民族は、その存在は、飛鳥時代から確認されていて、おおよそ17世紀から19世紀~日本の江戸時代から明治時代において陸奥(現在の東北地方北部)から蝦夷地、蝦夷ヶ島、(現在の…

歴史紀行 地域版 3 小泉八雲 記念碑

小泉八雲 記念碑 静岡県焼津市栄町 JR焼津駅前 焼津は神様の町です。と口癖のように言って愛した帰化作家、小泉八雲【ラフカディオ、ハーン】の記念碑が焼津駅前にあります。ギリシャ生まれの小泉八雲は、父がイギリス軍医だったことから、アイルランド、フ…

歴史紀行 特別編 5 浅羽佐喜太郎 公記念碑

浅羽佐喜太郎 浅羽佐喜太郎公記念碑 常林寺~静岡県袋井市梅山 クォン・デ候(左) ファン・ボイ・チャウ(右) 浅羽佐喜太郎 公記念碑~常林寺 記念碑に記されている浅羽佐喜太郎は、1867年 慶応3年3月、遠江国磐田郡東浅羽村(現在の静岡県袋井市梅山)で生まれ…

歴史紀行 特別編 4 従三位勲一等 時任為基 墓所

従三位勲一等 時任為基 墓所 5月、東京 品川は、曾祖父の菩提寺 東海寺があり、曾祖父の墓参に参りました。 曾祖父の名は時任為基。 時任家は、九州 薩摩藩~現在の鹿児島県~の大名 島津家の家臣として代々続きました。 明治維新後、時任為基は、新政府に…

北海道 開道150年紀行 2 北海道庁旧本庁舎

北海道庁旧本庁舎 【赤レンガ庁舎】 札幌市中央区 北3条西6丁目 札幌駅に近い北3条通りの一角は、現在の北海道庁本館ビルがありますが、道庁本庁舎前に豪華な赤レンガの建物が本庁舎を覆い隠す様にそびえています。 赤レンガの建物は、北海道庁旧本庁舎で…