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歴史好きで、各地の史跡を訪ねる紀行ブログ

静岡紀行 8 静岡ホビースクウェア ~静岡市駿河区~


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静岡ホビースクウェア
静岡市駿河区南町サウスポット静岡

~模型の世界首都 静岡から最新ホビーの情報発信。~
静岡ホビースクウェアは、
全国のホビー市場のおよそ3/4を占める静岡に、2010年7月から8ヶ月間にわたり、静岡の地場産業とも言える模型のさらなる市場の拡大とファンの開拓を目指して開催された静岡ホビーフェアの成功を経て、ホビーフェアの閉幕から3ヶ月後、主に静岡のホビーメーカーの新商品や最新情報を常設展示する博物館として、静岡駅南のサウスポット静岡にオープンしました。
サウスポット3階にオープンしたホビースクウェア静岡市により無償貸与され、運営はタミヤバンダイの静岡の二大模型メーカーが中心となったホビー推進協議会静岡を母体に、オフィシャルショップ、工作室、展示室などを併設し、ホビーファンに最新の製品と情報発信をしています。

静岡のホビーの歴史は、日本でもっとも古く、戦前の木製模型時代から遡れば半世紀以上の歴史があります。

戦前には、木製模型の航空機模型などを制作。
やがて、より精巧な再現が可能となるプラスチックに注目が集まり、
静岡県では、昭和30年の県内の模型メーカーが結集し「静岡模型教材協同組合」が設立します。
1959年 昭和34年、徳川慶喜公の屋敷だった浮月楼で製品の展示会 第一回生産者見本市が開催され、現在まで続くホビーショーの始まりとなりました。

1960年 昭和35年12月15日、日本で国産初のプラモデル~潜水艦ノーチラス号が発売。木製模型を上回る精密さや簡単に組み立てられるプラモデルは人気を集め、静岡県の木製模型メーカーもプラモデルへの転心を余儀なくされました。多くのプラモデルが作られるなかで、テレビの普及とともにキャラクターモデルが発売。その後も70年代のスーパーカーブームやスター・ウォーズ、さらに80年代に入ると、人気アニメ 機動戦士ガンダムのプラモデルが爆発的ヒットとなり、それ以降 アニメモデルが人気ラインナップとなり、続々と各メーカーから個性豊かな商品が生まれ、子どもたちに夢と驚きを与えました。

今や静岡の模型の出荷額は全国シェアの大半を占めるに至り、その歴史の長さと圧倒的なシェアから、 静岡は【模型の世界首都】として世界中の模型ファンが集まる街へと認知され、海外からも注目されています。

静岡ホビースクウェアの常設展示の主役となるのは、静岡を代表する模型メーカー各社の製品や静岡の歴史が詰まった伝統工芸品の数々も含まれ、プラモデルに留まらず、精巧な木製模型も展示され、 長い歴史を持つ静岡の文化の魅力を再発見することができます。 また、イベントゾーンでは様々なイベントを開催。大人から子どもまで夢中になれるスペシャルイベントも年に数回開催され、 常に進化を続ける静岡発のホビー情報を発信しています。