歴史紀行 特別編 4 従三位勲一等 時任為基 墓所
5月、東京 品川は、曾祖父の菩提寺 東海寺があり、曾祖父の墓参に参りました。
曾祖父の名は時任為基。
時任家は、九州 薩摩藩~現在の鹿児島県~の大名 島津家の家臣として代々続きました。
明治維新後、時任為基は、新政府に出仕し、東京府典事を経て北海道開拓使となり、幕末より続いていたロシアとの懸案の千島と樺太の領土問題である千島樺太交換条約締結の特命全権大使である榎本武揚に随行し、条約の調印に同席しました。
条約後、時任は北海道函館支庁長となり、函館戦争により荒廃した港町 函館の再建と発展に尽力、函館の上水道の整備や函館公園の造営には、休日返上で造営にあたり、市民憩いの場の完成にあたりました。
函館の発展に目処がついた1887年 明治20年に宮崎県知事、貴族院議員を兼任し、以後 高知、静岡、愛知県、大阪府、宮城県知事を歴任し、明治天皇の勅命にあたる貴族院勅選議員に選任されました。
本日、9月1日は時任の命日にあたります。
時任為基については、いずれ故郷 鹿児島でさらに調べたいと考えてます。