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歴史紀行 11 ③ 橘 寺 聖徳太子愛馬 黒駒 像 二面石


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歴史紀行 11 ③ 橘 寺 聖徳太子 愛馬 黒駒 像、二面石

聖徳太子 愛馬 黒駒 像

 

 

聖徳太子の愛馬、黒駒は、598年 推古6年 太子が全国に向けて馬を献上するように命じた際に、太子が甲斐国(現在の山梨県)から献上された脚の白い黒毛の馬をたいそう気に入りました。
黒駒という名馬を太子は舎人(とねり)に躾(しつけ)をさせ、やがて斑鳩の里に宮殿を造営した太子は都のある飛鳥へ通う道を黒駒を駆けて走りました。

聖徳太子伝暦によると、以来 太子の上宮王家と黒駒の馬産地の甲斐国巨磨郡は、深いつながりをもち、とりわけ富士山から巨磨地方には、太子の伝説が数々残ることとなり、太子が黒駒に股がって富士山に登り、三日をかけて大和から甲斐を往復したという逸話が伝わります。

 

 

二面石

二面石は、右手に善人を表した右善面、左手に悪人を表した左悪面と、人間の心を表したとされる飛鳥時代のものです。