歴史紀行 地域版 1 三井 ~赤染の井 奈良
歴史紀行 地域版
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歴史紀行 地域版 1
三井 (みい~赤染の井)奈良
法隆寺から東へ約2キロ。太子の皇子 山背大兄王が建立した法輪寺の西隣の三井集落の中に、太子が地元民のために掘らせたという井戸が三井の赤染の井と呼ばれた井戸です。
日本最古の井戸とも伝わり、太子により三つの井戸が掘られたとも言われ、その結果、太子の遺児 山背大兄王により建立された法輪寺を三井寺とも呼ばれていることから、この辺りの集落は、三井という字名になったとも言われます。
明治時代には役割りを終え埋められましたが、近年の太子の功績が見直され、再び掘り出されました。