偉人の言葉 1 聖徳太子
偉人の言葉
歴史に名を残した偉人たちは、その業績の善し悪しに関わらず、後世に語り継がれるような言葉を残しているものです。
このカテゴリーでは、偉人の残した言葉について書きたいと思います。
まずは、ぼくが最近 継続的に調べている聖徳太子です。
聖徳太子は、大きく三つの偉業を成しました。
冠位十二階の制度
十七条憲法
仏教文化の導入
ここでは、太子が起草し、形作った日本初の憲法となった十七条憲法を取り上げます。
偉人の言葉 1 聖徳太子
十七条憲法
1
一に曰く(いわく)、
和をもって貴しとし、
逆らうことなきを宗とせよ。
人は皆、党(たむろ)あり。
また、達(さと)れる者少なし。
ここをもって、あるいは君父に従わず、
また、隣里に違う(たがう)。
しかれども、
上和らぎ、下睦びて、事を論う(あげつらう)に詣う(かなう)ときは、事理自ずから通ず。
何事か成らざらん。
簡潔現代尺~
【和を大切にして、人と争わないようにしなさい。】